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震災15日め-1

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女房が、私はこのアングルの本堂の美しさが大好き、だから写真を撮っておいて、というので・・・。

今日は、車で2時間ほどの距離を、金沢市の隣の白山市(旧松任市)の聖興寺さんがお見舞いに来て下さいました。
叔父さんは、真宗寺院は念仏の道場が本来の姿なんだから、大きな本堂や伽藍は真宗寺院の本質ではない、ご門徒が集ってお念仏を申す場があればそれで十分、本堂を失うことになっても、卑下することなく胸を張ってしっかり生きなさい、そういう趣旨の言葉を何度も何度もかけて下さいました。
叔父さんは、私にそのことを伝えたくてわざわざ来て下さったのだと、その言葉が胸の奥に染み渡りました。
また、私を支えてくれていた母の弟である福井の叔父さんが先月亡くなったので、そのことも気づかって下さっているのだと思いました。
本当に絶望的な気持ちだった私に、浄土真宗寺院の住職としての根本を思い起こさせて下さいました。
ありがとうございました。

その他にも、今日もお見舞い、励ましに絶え間なく様々な方に尋ねていただき、また手紙やメールをいただき、多くの方に支えられているんだと皆さんに感謝してます。

午後、設計士などの建築関係の方がボランティアで建物の診断に来て下さいました。
外観のイメージと内部のイメージのギャップに驚いていました。
専門家でさえそうなんですから、素人が外観だけで判断できるはずがないと思いました。
本堂内の柱は、床と天井で11cm余り北側に傾いているということで、素人目には傾きが小さく見える内陣の柱も同じ傾きで、もう一度震度6程度の地震がくれば倒壊するかもしれないというほど深刻な傾きのようでした。
本堂の修復には、柱、土台に重圧をかけている瓦を下ろして、基礎をしっかり作って、柱の傾きを修正する必要があるということで、柔らかい表現でしたが、修復は可能だが、かなり大がかりな工事が必要で、深刻な状態であるということがよくわかりました。
御堂座敷も同様で、柱が折れ曲がり、全ての部材がバラバラにはずれた状態で、壁も全て落として建物を骨組みだけの状態にすれば修復は可能だが、大がかりな工事で深刻な状態だということでした。
鐘楼堂は、束石も柱も揺れに堪え切れずに北側にズレて崩れ落ちてしまったという診断でした。

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