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震災18日め

2007410_008
越後屋さん、今日は横浜へ帰っていかれました。

お昼過ぎに、ご門徒の方がお見舞いにお出でました。
「中越の方がいらっしゃって、伝統的な建物は出来るだけ壊さずに修繕して残したほうがいいとおっしゃっていました。」

これが今の私には一番辛い言葉です。

「それは正論ですし、私も出来ることならこの本堂を修復して残したいと願っています。
 しかし、この大きな本堂の修復には億という単位の資金が必要です。
 そうするとご門徒1戸あたり100万という単位のご寄付をいただかなければなりません。」
と、お答えしました。

本堂と御堂座敷の様子を見ていただきました。

「こんな立派な材木はもう手に入りませんよ。」とご門徒。

「それも十分承知しています。」と私。

「外から見るのと、中の様子は全く違いますね。」とご門徒。

私は、「専門の方に調査していただいて、修理する場合の見積りを出していただいて、その提示額をご門徒に提出してどうするか相談していただきます。
ご案内しますので、ご意見をおっしゃって下さい。」と伝えました。

修理すればいいじゃないかという意見や助言は多く聞こえてきます。
ご自分が住んでいる住居の修繕を元に考えられるのでしょう。
無理もないことですが、本堂などの寺社建築には大きな金がかかるということが想像できないようです。
屋根瓦の葺き替えだけで2500万円程度、御本尊がお立ちになる須弥壇と宮殿で千万単位・・・お一人、お一人に現実を伝えていくしかありません。

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