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震災15日め-2

昨日受けた取材が、今朝の新聞に早速記事になっていました。
毎日新聞です。

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Mainichi

江戸、明治何度も災禍越えた古刹に励ましの桜

能登半島地震

 能登半島地震で全壊した石川県輪島市河井町の正覚寺=山吹啓住職(51)=の2本の桜が花をつけ、被災地に春の訪れを告げている。正覚寺は江戸時代の大地震、明治時代の大火もくぐり抜けてきた古刹。その力強さを感じながら、被災者らは「励まされるような気がする」と薄紅色の花びらをいとおしそうに愛でた。被災地の開花宣言は8日ごろになるという。
 正覚寺は市街地にある真宗大谷派の寺院で、江戸初期の建立。1701(元禄14)年の地震や、町の大部分を焼失した1910(明治43)年の「輪島の大火」などに見舞われ倒壊、全焼した。だが、その度に移転や再建を重ね復興してきた。現在の本堂は1914年に建てられた。
 同寺の桜はかつて境内いっぱいに植えられ、花見客でにぎわったが、30年ほど前、小枝が密生する伝染病「テングス病」の流行でほとんどの木を切り倒し、現在の2本だけが残っていた。
 震災の日、山吹住職は敷地内の住居で体のあちこちを壁にぶつけた。けがはなかったが、本堂の中へ入るとがくぜんとした。外見は無事のように見えたが、柱が大きく傾いた。本尊の仏像の台座は割れ、木造の阿弥陀如来像が倒れて左脚が折れた。境内の鐘楼塔も屋根が落ちて倒壊した。
 山吹住職は「再建の困難を思うと眠れない日が続く」と漏らす。寺の周辺にも全壊の家屋が並び、今にも避難所暮らしの被災者が多い。「立派な寺の再建は無理かもしれないが、姿や形は本質ではない。被災者の心の支えになるよう頑張るしかない」
 そんな中で、震災前と同じように、かれんな花をつけ始めた桜。近くに住む枡田静子さん(76)は「こんな殺伐とした風景に花があると、やっぱりいいと思う。元気づけられます」とまぶしそうに桜を見上げた。

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