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震災37日目-2

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夕方、近くの浜を見てきました。
これは埋立の土砂の山ではありません。
解体された家の廃材の山です。
ゴミの処分場で受け入れをすると、トラックの順番待ちに時間がかかり過ぎて作業がはかどらないため、浜を臨時の廃材置き場にしているのです。

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輪島で生まれ育った人にとっては懐かしい景色の一つである袖が浜という海水浴場の東側の山です。
数年前に崖崩れ防止の工事をしたばかりだったのですが、無残にも崩落しました。
左隅に見えるトンネルをくぐると鴨ヶ浦という岩場の景勝地です。
天気が良くて暖かかったので子供たちや若者が浜辺で遊んでいました。
街中にも観光客らしき人たちの姿も見られました。

余所から来られた方は一様に、阪神淡路のような悲惨な光景を想像して輪島に来られるようです。
しかし、輪島に来られても、想像していたような震災の悲惨な光景を見ることなく正覚寺へ来られるので、ほとんど被害はなかったようですね、という感想を言われます。
それは、輪島朝市へのメイン通りである旧駅前通りなどの商店街が、石川県の事業として整備がされ、新しい建物が並んだ美しい町並みしか見ることがないためです。
メイン通りから東西に一本ずつ脇道に入れば、地元住民にとってはショッキングな悲惨な状況があるですが、旅行者にはそれが見えません。
観光的には、被害が見えないことは、元気な輪島をアピールできてプラスだと思います。
しかし、被害が見えにくい状況が復興ということにいいことなのかどうだろうかと、罹災者の一人として思います。
被災者が見えないために忘れ去られていく存在なのではないかという不安を感じます。

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