« 震災46日目 | トップページ | 震災48日目 »

震災47日目

今日の午後、本山の職員である能登教務所(本山の出張所)の所員による共済申請手続きの説明会がありました。
申請書提出後、教務所長と所員1名が視察に来てその所感を意見書として本山の共済審議会に提出するようです。
それでも、審査して被害の度合を判定し、共済金額を決定するのは、1度も正覚寺を見たことのない審議会の委員です。
写真を含めた書類で委員に被災状況を伝えなければなりません。
少しでも多くの共済金をいただいて復興していきたいと思います。
ですから、できるだけ被災状況が伝わるように努力します。
しかし、天井から糸を垂らして柱の傾きが分かるように写真を撮る、このこと一つにしても正覚寺のような建物にとっては困難な要求です。
奥能登の寺の本堂は、床から天井まで4~5mあります。
はしごをかけて登るのはかなり勇気が必要ですし、落ちれば2次災害になると思われます。
損壊した壁の面積を測るにしても同じです。
教職員などの共済の申請手続きも、同様の書類の提出を義務づけているようなので、本山はそれをまねているのだと思います。
しかし、一般住宅を対象にした共済と、本堂という大きな建築物を対象にした共済が同じ条件というのは現実的ではありません。
阿弥陀様は限りなく優しい存在ですが、大きな建物の被災者に厳しい本山の共済制度は優しくありません。

次へ 震災トップへ

« 震災46日目 | トップページ | 震災48日目 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメント、ありがとうございました。
地震以来、調査・助言に来て下さる建築士の方々は皆さんレーザーで水平・垂直を出す道具を使っていました。
レーザーの線は写真には写りませんでした。
ブログにも書きましたが、今日、友達の建具屋さんが来たので下げ振りを借りました。

それにしても、「傾いた位では共済は出ません」は酷いですね。
友達に聞いたのですが、高さは分かりませんが傾き6cm、角度3度以上だとその柱は倒れたものと鑑定されるらしいです。

本当に本山は被災寺院の実情を知ろうとはしない(知りたくない)ように思えます。
実際に地震被害を体験した人が実務に当たっればいいのでしょうが、官僚機構は硬直してます。
拙寺は2種共済は申請出来ませんでした。当時(12年前)教務所所員が「傾いた位では共済は出ません」とのたまわれました。

阪神大震災の時は「特定寄付制度」が適用され、寄付金の税金免除がありました。申請の際に傾きを写真に取るため、「下げ振り」を使いました。
1mあたり何cm傾いているかが簡単に解ります。多分建築の専門家も使われたとは思いますが、「下げ振り」の使用で本堂天井から床まで何cm傾いているかの換算が出来ると思います。
http://www.dogudoraku.com/catalog/default.php/cPath/900_3103_3103270

ホームセンタなどで入手できます。

後日 個人的にメールをお送りしたいと思っております。今回は匿名で失礼します。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 震災46日目 | トップページ | 震災48日目 »

2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

気象協会

  • 気象協会

最近のトラックバック