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震災78日目

2007610_001
放置のつもりでしたが、雨漏りした座敷があまりにも無残でひどいことになりそうな気がしたのと、座敷の屋根までなら私にも上れそうに見えたので、自分でシートを縛り直すことにしました。
上ってみると、下から見るのと違って恐かったし、下でみる以上に屋根の傷みがひどいのが分かりました。
シートを縛る作業のほとんどは駆けつけてくれた隣のお父さんがしてくれました。
南向きの屋根の上で、シートを縛ったロープが熱で劣化し簡単に切れてしまうのです。
そのこともよくわかりました。

午前中、百箇日のお参りがありました。
話題のほとんどは地震。

お母さん 「○○寺さんの本堂が傾いてひどいんやねぇ。」
私 「○○寺さんとウチの寺の被害が大きいげわ。」
お母さん 「ウチのお寺は大丈夫そうやがいね。」

寺に感心がないお母さんだとは思っていましたが、寺からの案内にも全く目を通していないことにがっかりしました。

私 「正面に傾いているので、正面からみると大丈夫そうに見えるげわ。裏や中で見るとヒドイげわ。」
お母さん 「本堂は使えんが?お葬式には使えんが?」

寺というと、葬儀の会場としての価値が優先される、それが一般的な意識かもしれません。

私 「本堂は使えません。庫裏の広間でお参りしています。」
お母さん 「鉄筋かなんかにすりゃいいがいね。」

人ごとのように簡単に言わないで下さい。

私「どうするかはみんなで相談して決めていきたいと思います。」

こういう会話が多いんです。
寺に近い立場でなんとかしなきゃならんと思って下さる総代・責役さん方と、こういう一般のご門徒の方との温度差を縮める努力を続けなければなりません。

その家の息子さんは、七尾市で飲食店をしているのですが、震災以後本当に暇だそうです。

息子さん 「建築関係の人は地震のおかげで潤ったみたいやけど、飲食店なんてなくてもいい仕事やしね。」

そういえば、正覚寺の向いのスナックも先日閉店したようです。
住まいに被害がなくとも、仕事、経済的な被害もあります。

3月初旬に亡くなった福井の叔父さんの病室からご門徒へ宛てた手紙をホームページに転載しました。
今日のこのブログにご縁のあった方はぜひお読み下さい。
http://www.nsknet.or.jp/~yamabuki/gomonto.html

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