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能登半島地震 被災95日目-3

前々から女房と気にしながら地震の被害の後始末に追われてズルズルと先延ばしにしていた本山への上納金を、昨日、係の方に納めさせてもらいました。
相続講・経常費という平年の上納金と、お堂の改修費という特別な上納金を合わせて、ご門徒から預かった190万円ほどを上納させてもらいました。
190万円では本山からの請求額には及ばないので、請求額を完納したとは言えません。

今日の午後、私の留守中に本山の集金係の方がお出でて、「完納にはならなかったけれども、私からの気持ち・・・」と言われて鰻の蒲焼きを下さったそうです。
女房は、190万円上納した正覚寺を未完納というなら、あなたの寺はいくら上納して完納だといわれているんだと言ってやりたいと、とても不快だと腹を立てていました。
たまたまその係の方から私の携帯にメールが届いたので、「先程はごちそうさまでした」という返信をしました。
係の方から、「完納にはなりませんでしたが、お礼です」という返事が届きました。

私は、この集金係の方を責めるつもりはありません。
しかし、これが真宗大谷派の感覚であり、この感覚を調停・裁判で問いたかったのです。
震災で鐘楼堂が倒壊し、座敷も取り壊すしかなく、本堂が傾いてしまった寺が、請求額に及ばないにしても、190万円という大金を上納しても、未完納の役たたずというレッテルしか貼られません。

経常費ご門徒1戸8,500円という御依頼をお伝えすると、年金暮らしのお婆ちゃんやお爺ちゃんが3,000円、5,000円という本山への上納金を納めて下さいます。
私たち、末寺の住職は、頭を下げてそれをありがたくいただきます。
しかし、本山の感覚では、それは間違いです。
8,500円以上納めていただいて初めてお礼を言うのであって、それに満たないものは真宗大谷派の門徒として、念仏者として一人前ではなく冷たくあしらわなくてはいけないのです。
真宗大谷派は仏教教団のはずですが、「貧者の一灯」、そういうお布施の仏典の教えは、真宗大谷派の親鸞聖人は否定しているようです。

しかも、ご門徒1戸あたりの請求額、寺単位の請求額もとても不平等です。

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