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能登半島地震 被災156日め

今日は、叔母さんや従姉妹が5人で尋ねて下さいました。
従姉妹が、本堂や座敷を見ながら、「何であんたの代にこういうことになるんかねぇ」と言います。
ご門徒らも、「大変な時に住職が当たってしまいましたねぇ」とおっしゃって下さいます。
でも、不思議なことに親の代なら良かったのに・・・とか、息子の代なら良かったのに・・・という感情はありません。
どうなっていくんだろうという不安があり、何とかなるさという気楽な気持ちにはとうていなることができませんが、正覚寺は地震がなくとも曲がり角に差しかかった時期だったのだと思います。
真宗王国と呼ばれる地域にありながら、宗教的な風習が急速に薄れていくという社会の変化、過疎化という現実、たまたまそういう時期に私が住職であり、たまたまそこへ地震が起こってしまったのだと思います。
これまでの30年の間に本堂の修理に4000万円程度の資金を使い、2000万円を越える資金が必要な屋根・瓦の葺き替えの心配をしていました。
地震がなければ苦労がなかったかといえばそうではありません。
大きくて立派だといわれる本堂を維持管理していく苦労は続いていました。
能登半島地震は、私を含めた正覚寺に対してこれまで通り大きな本堂を維持し続けるのか、将来を見据えて新たな本堂に建て直すのか、または単に本堂を取り壊してしまうしかないのか、選択のチャンスを与えてくれたように思っています。

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