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能登半島地震 被災から192日目

Mizusima
先月末に本山から送られてきた本を読みました。
近代教学、近代教学思想史が専門の先生の講義録なので、真宗大谷派の明治以降の教学史でした。
正直な感想を言うと、清沢満之以降、その影響を受けた先生らが並べられ、誉め称えられてありがたがる内容にアックリしました。
天の邪鬼で偏屈者の私は、何の疑いも批判もされない完全無欠なものなんてこの世にはないと思っていますから、完璧な偉人伝は好きではありません。
しかし、本の趣旨は理解できます。

私が読んでいて印象に残った2点を転載します。
『宗門各位に告ぐ』(宮谷法含)が大きく取り上げられていますが、これは私のホームページに掲載してありますので、読まれたことのない方はぜひそちらでお読み下さい。
『宗門各位に告ぐ』(抜粋) 宮谷法含へ 「宗門各位に告ぐ」全文

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訓覇先生は、「末広愛邦はただお金と建物だけだ」と末広内局を責められました。
そのため末広内局の発表した御遠忌予算はなかなか全会一致にはならなかったのです。
訓覇先生の主張は末広内局には教学がないという一点です。
教学がないではないか、という一点で末広愛邦氏を責めたのです。

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これはこのまま今の本山に当てはまるのではないかと思うのは私だけではないと思います。

 

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訓覇先生は、教団と信仰運動の関係について、端的に次のように述べられます。

どこにも手本などない。
(中略)
僕らは信仰運動のためには教団が解体してもかまわんというくらいの気持ちだった。
                                (『傑僧訓覇信雄』四八頁)

「教団」というのは「真実信心」の器ですので、器は変わることがあるかもしれません。
ですから浩々洞も興法学園も盛衰を繰り返しています。
そういう意味から、この大谷派教団も実際いつまで続くのかはわからないのかもしれません。
ですから、「教団が解体」しても守らなければならないものが「宗教的精神」です。
「真実信心」です。
「真実信心」による娑婆を超えた「僧伽」の顕現。
ここに訓覇先生の志願があったのではないでしょうか。
誠に私たちはいま、教団の再興ではなく、真宗の再興を念ずるべきだと思います。

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「信仰運動のためには教団が解体してもかまわん」という過激な言葉に反発を感じる人も多いと思います。
しかし、親鸞の教えに生きようしない教団、お念仏の信仰心を求めない教団、それは浄土真宗の教団とは言えません。
単に親鸞の名を利用するだけの詐欺師集団でしかありません。

などと偉そうなことを言える私ではありません。
話題の出資法違反・詐欺容疑の「エル・アンド・ジー(L&G)」(波和二会長)ほどの大規模な悪事は働けませんが、小商人的な規模のチマチマとしたセコい詐欺師です。  (^_^;)

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