« 能登半島地震 被災から673日め | トップページ | 能登半島地震 被災から675日め »

能登半島地震 被災から674日め

今日送られてきた本山の機関誌に「花すみれ」という小冊子が同封されていました。
その表紙に、
「お茶の間相談室(Q&A) -お嫁さんには是非お寺の娘さんを」
という見出しがありました。
まさかそんな呼びかけをしているのではないだろうなとその記事を読みました。

=================================================================

おたずね
お寺の坊守で、後継ぎの息子がおります。
結婚相手は是非お寺の娘さんがいいと思っておりますが、いかがでしょうか。
それは私も寺の出身ですし、やはりお寺のことは、そこに育った者にしか分からない苦労があるからです。

-----------------------------------------------------------------

(前略)
大切なことは寺の出身かどうかということは大して問題ではないのです。
むしろ大切なことは、私がお嫁さんと共に念仏の教えを聞けるかどうかが問題なのです。
寺が聞法の場になることが大切なのです。

===============================================================

本山(宗派)として可もなく不可もなくというありきたりな答えで、安心した反面ちょっとがっかりしました。

お寺に生れたものでなければお寺の苦労はわからない、と言われていますが、寺のものは一般のものとは生まれ育ちが違う(特別)という意識はないでしょうか?
お寺に育った子だからといって、どれだけお寺のことを分かっているでしょうか?
私の育て方が悪いのかもしれませんが、我が家の子供たちがお寺のことがよく分かっているとは思えません。
それに、同じ宗派のお寺といっても地域によって習慣や事情が違いますし、同じ地域にあってもそれぞれのお寺があって、それぞれの家庭があります。
お寺のことはお寺で育ったものにしか分からないというなら、地域の習慣はその地域に育ったものにしか分かりません。
もっと言えば、当寺のことは当寺に育ったものにしか分かりません。
さらに、私の人生は私として生まれ育った私にしか分かりません。
でも、私のことでさえ私自身にも分かりません。
お寺に生れたものでなければお寺のことは分からない、自分のことでさえ分からないのに・・・、そう思います。 

次へ 震災トップへ

« 能登半島地震 被災から673日め | トップページ | 能登半島地震 被災から675日め »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 能登半島地震 被災から673日め | トップページ | 能登半島地震 被災から675日め »

2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

気象協会

  • 気象協会

最近のトラックバック