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能登半島地震 被災から702日め

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米アカデミー賞で、「おくりびと」という日本映画が外国語映画部門賞を受賞したそうです。
私は映画を観ていないのですが、テーマは納棺師ということです。
輪島には納棺師がいません。
というより、輪島には葬儀屋がありません。
輪島塗という職人の町で、親方・弟子という上下関係、弟子兄弟という横の関係、それに町内会、お当という厄年をキッカケとして絆を深める同級生の組織、そういう硬い人間関係が葬式を運営したので、葬儀屋の入り込む余地がなかったのでしょう。
ですから、納棺師もいませんでした。
納棺は近親者がする、というのが輪島の常識でした。
親戚のお葬式などで、余所で納棺師の仕事を見ると、都会だなぁ!と感心したものです。
近年になって農協がセレモニーホールを営業するとともに、葬儀屋もどきの仕事をするようになり、隣の町から納棺師がやってくるようになったようです。
過疎・高齢化、時代・社会の変化などにより、業者に頼らなければ葬儀が行えなくなってしまったのでしょう。
輪島のような田舎町でも変化はあっという間に起ります。
寺の生活も、今まで通り、とはいかなくなってしまったように感じます。

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