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能登半島地震 被災から919日め

20090928_003_2  
今日は午前中は隣寺のご法事、午後はお葬式でした。
還骨・初七日のお勤めの途中で新たにお棺がおいでました。
そして今夜はお通夜でした。

20090928_011  
お通夜の方々の希望でこういう貼り紙をしました。
私はこういうことをする感覚が大嫌いです。
先日、正覚寺でお葬式をされた方は、新聞の死亡欄への掲載を拒否しました。
理由は、2軒とも遺族が輪島在住ではないためいただいたお香典のお返しができないから・・・ということです。
いかにも遠慮深くてもっともらしい行為のように思えますが、私は遺族の方達は思い違いをしていると思います。

まず、香典を持ってお参りに来られる方は、将来自分の家にお葬式があった時に香典を返してもらおうなんて考えてお参りに来ないと思います。
香典のお金をいつか返してもらおうなんて計算するような人は、遺族が都会にいるのだからこれで縁が切れたとお参りには来ないと思います。

また、お返しができないから・・・という思いの裏返しに、故人にお世話になったから御礼に(お返しに)とお参りに来られる方がおられるはずです。
こういう方はお世話になったお礼ですから、将来遺族の方から香典を返してもらおうなどとは思われないはずです。
お葬式は、故人の遺徳に手を合わせる場であるはずです。

さらに、遺族の方達が心配しなくても、お葬式の参列者、香典は、故人との繋がりよりも遺族との繋がりが多くなるものです。
弔電だってそうでしょう、ご尊父様、ご母堂様と、故人を知らなくても喪主の親だからと送るでしょう。

お参りするしない、香典(志)を出す出さない、それは遺族が決めることではありません。
お参りする側、志をする側が決めることです。
ですから、志はありがたくいただくべきだと私は思います。
そしてどうしてもお返ししなければならないと思われる方からのお香典については、後で香典返しをお送りするなど御礼をすべきだと思います。

相手の志を拒絶するような行為は失礼だと思います。
香典をいただかなくても人は他人に迷惑をかけずには生きられません。
香典をいただかなくても他人のお世話にならなくてはお葬式ができません。
そういう自覚を深める場、それもお葬式だと思います。

 

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