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能登半島地震 被災から1105日め

Sousiki  
ベストセラーになっているこの本を読みました。
タイトルはショッキングですが、私にとってはさほど驚くような内容ではありませんでした。
戒名料や布施の章では寺・僧侶に気遣っているようにも感じました。
下記の文章はとても簡潔にまとめられていて印象に残りました。

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 仏教式の葬式が開拓されたのは、道元が開いた、やはり鎌倉新仏教の曹洞宗においてである。
 道元は「只管打坐」を説き、ひたすら座禅して悟りにいたることを強調した。
そして禅のための道場として越前(福井)に永平寺を開いた。
永平寺の禅憎たちは、今でも厳しい禅の修行を実践している。
 こうした道元や永平寺の姿から、曹洞宗が今日の仏教式の葬式を生んだことをイメージしにくいが、曹洞宗の第4祖となった瑩山紹瑾は、宗派の経済基盤を確立する必要もあって、密教的な加持祈祷や祭礼を取り入れていく。
 もっぱら座禅にいそしむ曹洞宗の教えは、神秘的な力の働きを強調する密教とは対極にあるもののはずである。
だが密教は、あらゆる信仰の世界に浸透していくほどの強い影響力をもっていた。
 たとえば、同じ鎌倉新仏教の一つ、日蓮宗の開祖となった日蓮は当初、法然の念仏宗をもっぱら批判したが、晩年には、真言宗や天台宗のなかの密教の実践を強く批判するようになる。
ところが、日蓮が亡くなった後、日蓮宗でも密教を取り入れ、加持祈祷を行うようになる。
真言宗の密教は「東密」、天台宗のそれは「台密」と呼ばれるが、日蓮宗の密教は「蓮密」と呼ばれている。
ここにも、密教の浸透力の強さが示されている。
 そして曹洞宗のなかでも、密教の影響で加持祈祷が行われるようになり、それが死者の供養にも用いられるようになる。

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下の文章は真宗大谷派の僧侶にも読ませたいと思いました。
末寺から本山への上納金は、懇志金の御依頼という名目で請求されます。
懇志、御依頼というのは名ばかりで、実態は強要です。
上納を強制するなら懇志という言葉は使うべきではありません。
しかし、一応仏教教団なので懇志=布施であると言い張ります。

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本来、戒名を授かったときに檀家が支払う金は布施であり、それは決して強制されるものではなく、自発的な意志にもとづくもののはずである。
そうである以上、戒名料などという考え方は成り立たず、そこに間違いがあった。
                       「全日本仏教会」

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下の文章も印象に残りました。
こんな表現していいの?と思いました。

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学歴も低く、安定した職につくことができない人間が、創価学会などの新宗教に吸収されていくことになる

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祠堂・永代経を勤めても参詣者が集まらなくなりました。
寺・宗教離れが進んでいるのだと思います。
さらに過疎。
そして葬式無用の流れ。
葬式仏教は廃れていくのだと思います。
それでも私は見栄を張った派手なお葬式は不要だと思います。 

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