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この小説を読み終えました。
インターネットで知り合った二人が恋愛関係になるストーリー。
女性は難聴という障害者、男は健常者。
障害者に対する優しさを考えさせられました。
ただ単に優しくいたわる、それが障害者への本当の優しさではない、言うべきことはきちんと言ってあげる、それが本当の優しさではないかと思いました。

 

昨日のお葬式、出棺したのになかなか霊柩車の出発を知らせるクラクションが聞こえません。
どうしたのかと本堂の玄関へ様子を見に行くと、親戚の方が自分の靴がなくなったと言われ、それが原因で出棺が止まっているようでした。
お世話をしていた方が参列者に靴を間違えていないか確認したようでしたが、誰も名乗り出る人はいなかったようでした。
その男性の奥さんは、これ以上出棺を止めるのは申し訳ないから、靴は諦めてとりあえず正覚寺のサンダルを借りて火葬場へ行こうと男性を説得します。
男性は、下足棚の部分を指さして自分はここに靴をおいたと説明し、その棚の下の段に置かれている靴は自分のものではないと言い、かなりいらついている様子でした。
それでも奥さんの説得に渋々正覚寺のサンダルを履いて出て行かれました。
お葬式の方たちが帰られた後、下足棚にかなり剥げてしまった古い茶色の靴が残っていました。
この靴の持ち主が加害者だろうと思いました。
今朝、その男性がサンダルを返しに来られました。
そして、靴を持って帰ると言われます。
私は、自分の靴ではないボロ靴をどうするのだろうと思いました。
それが違いました。
そのボロ靴はその男性の靴だったのです。
男性は、葬式に来たのだから黒い靴を履いてきていると思い込んだのだそうです。
しかし、家に帰ってみると普段履いている茶色の靴がありません。
男性の勘違いだったのです。
勘違いし思い込んでいるから、目の前にある毎日履いている自分の靴が自分のものに見えなかったのです。
ありのままにものを見ることのできない目、それが私たちの目です。
その迷いにより出棺を止める大騒ぎ、そういう1件でした。

 

昼食を食べていた12時半頃来客。
女房が玄関へ出ると、京都の法衣店の営業マン。
女房が名刺を手に、何か用事があるかと戻ってきます。
普段使いの五条が欲しかったのですが、昼食を途中で止めて営業マンの相手をする気にはなりませんでしたので断ってもらいました。
この営業マン、私は非常識だと思います。
家にいる確率の高い昼食時に宅配便が配達されるのは理解できます。
宅配便なら受け取って判子を押すだけですから、くつろぎを邪魔されるのは不快ですが、昼食を中断してもすぐに戻ることができます。
しかし、法衣の営業はそういうわけにはいきません。
昼食時に訪問するならどうして電話を入れてから来ないのでしょうか?
どうせ何も買ってもらえないだろうけど顔だけ出しておくかという営業マンの気持ちが見えたように思いました。

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