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お通夜

002

 
今日は金沢近郊までお通夜。
8時半に役僧さんの車で出掛けました。
天候が荒れていたのと道路が混んでいて、御門徒のお宅に着いたのは10時半、いつもより10分~20分時間が掛かりました。
私の運転ではないということもあるのでしょうが…。 (^^;)
着いてすぐに、お婆さんはおかみそりをされていませんでしたね?法名をいただいていませんでしたね?と確認すると、いえ、いただいていますよ、とおっしゃりながらお仏壇の方を示されます。
私が書いた法名の包みが置かれていました。
正覚寺の本堂で帰敬式をしたのでした。
夕べ、名簿を確認したのですが、控えが見あたらなかったのです。
法名を書かせていただいて、枕勤めをさせていただきました。
そこで一旦失礼させていただいたのですが、何かあったら電話をして下さいと携帯電話の番号のメモを置いてきました。
昼食を食べ、式場を確認し、仏具屋さんに寄ってお香を買い、役僧さんと夕方までの時間つぶしをしていると、3時半頃知らない番号から携帯に電話。
出ると御門徒さんから。 お婆さんが病気になられてからの半年、早く忘れてしまいたい、つらいことの連続で、その思いをお通夜前に私に話してしまいたいとのこと。
お棺が式場に入られる5時までに式場に伺いますとお返事しました。
亡くなられたお婆さんは末期の肺ガンで、10月半ばからモルヒネを点滴をされていました。
ある日医師が、モルヒネを増量すると苦しみが楽になるが呼吸が止まってしまいます、どうしますか?と聞かれたそうです。
その方は、死んでしまうと言われ、増量を断わり自然に亡くなるようにして欲しいと答えられたそうです。
しかし、そのことによって2ヶ月半母親をよけいに苦しめてしまったのではないかと罪悪感を感じているとのこと。
私の母も母の弟の叔父さんも末期のガンで亡くなり、モルヒネが投与されたので状況はよくわかります。
私は医師に、母ができるだけ苦しまないように、楽になるようにしてやって欲しいと依頼しました。
その経験から、病院へお見舞いに伺った時、お医者さんにお任せして、お婆さんをできるだけ痛い目に会わせないように、楽にしてあげてくださいねと、アドバイスしてきたつもりだったのですが、その意味が伝わらなかったようです。
しかし、今更そんなことを言ってもどうしようもありません。
私は、死んでしまうと言われて、自分の親を殺して下さいと頼める子供はいないでしょうとお答えしました。
そのような会話を1時間ほどさせていただきました。
長男に代理を頼むことの出来ない御門徒の1軒です。

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