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誠実に

20110920_160021
明日明後日の彼岸・祠堂経会のお荘厳をする。
次男が帰省しているので手伝ってもらう。
その後、次男と話しをする。
私が住職・僧侶をしてきて日常感じていることを話す。
僧侶の仕事は読経すること、読経ができれば僧侶として一人前だと勘違いしている僧侶が多いように感じていること。
極端な言い方をすればひらがなを読めれば読経はできる。
小学生だってお勤めができる。
お勤めをすることが僧侶の仕事だと思っている僧侶は、時間間際にやってきて、あたふたと準備をして、せわしなくお勤めをして、読経を終えたら慌ただしく帰って行く。
ちっともありがたくない。
そして、読経が僧侶の仕事、読経ができれば一人前という僧侶ほどお勤め(声明作法)の稽古をしないという自己矛盾の態度。
儀式のプロに徹することができればいいが、ご門徒のお葬式やご法事のお勤めはできるが、それ以外はできない。
つまり、読経が僧侶の仕事だと考える僧侶は、お布施がいただけることしかしない、したがらない。
それが葬式仏教、葬式坊主だと私は考えている。
私は読経でいただいたお布施を生活の糧とし、率先して仏教を学び、仏教の教えに生きる、それが僧侶としてのあり方だと思っている。
私も息子に説教ができるほど立派な僧侶ではない。
大切なことは誠実に生きるということではないかと思っている。
読経を僧侶の仕事だと考えている僧侶のお勤めには誠実さがない、だからありがたくないんだと思う。
誠実に生きる、私にとっては「原発反対」も誠実さでした。
損得ではなく正しいと信じたことを信念として訴える、それが僧侶らしいあり方だと私は思っています。
そんなことを親というより先輩僧侶として伝えたつもりですが、どれだけ次男に伝わったでしょうか。
経験を重ねて、つまづきながらも成長していってほしいと願います。

 

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午後は、沈金師の友達と一緒に女房の実家へ。
本堂を沈金のパネルに・・・という義兄の依頼があったので、本堂の写真を撮りに。

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