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原発

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先日電話取材を受けた雑誌。
いわゆる住職向けの業界誌。
この記事の一部に紹介された。
以下にその記事。

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「いろんな立場の方がいて、檀家や門徒に原発や電力会社で働いている方がいるから各宗派が声明を出せないというのは、原発事故が起きる前なら分からないでもない。しかし、現実に福島で事故が起こってしまった今、福島の人々が差別されはじめている今、何もしないのは宗教人としておかしいと思う。各宗派の宗務総長から“原発をなくそう”という意見が出ないのは、情けない。もし今の世に釈迦や道元、空海、法然、日蓮、親鸞がいたら、絶対にコメントを出すでしょう。仏教界の堕落と思います」
 と各宗派が具体的な声明を発表していないことを嘆くのは、石川県輪島市河井町の真宗大谷派正覚寺の山吹啓住職(五十六歳)である。だが、山吹住職はかって、原発に“明るい未来”を描いていた。
 「中学生のときに大阪万博があり、電気を若狭湾の原発から引っ張ってきて最先端の科学を見せた。当時は原発こそ未来。すばらしい事業だと思っていました」
 考えが変わったのは若狭湾の原発排水口の近くに潜ったという若い漁師の話を聞いてからだ。洗面器ほどの巨大なアワビや奇形の魚、海藻を見たというのだ。
 関心が沸き、原発について見聞を深めていった結論が「人が人工の放射能を作り出すのは、やってはいけないこと。たとえ微量でも安全とはいえない」だった。
 だが、反対運動をするのには二の足を踏んだ。門徒が怖かったからだ。
 「田舎だし、輪島は当時、自民党議員しか出たことのない保守王国。そんななか、国の推進する原発政策に反対するのはかなり勇気のいることでした。ですがたまたま見に行った原発反対集会で私の顔がテレビに出てしまったんです」
 やってしまおう。最悪の場合、寺を追い出されることをも決意したという。市会議員を務める門徒総代が町内の門徒とともに寺にやって来て、「門徒をやめるぞ」と脅されたり、電力会社に勤める門徒からもそっぽを向かれた。
 「だけどその方々も、どこかで原発の危険を感じていたのでしょう。本当に門徒を辞めた方は一人もいませんでした」
 山吹住職は福島の事故について話す。
 「危険性を訴えていた自分でしたが、正直、まさか本当に起こるとは思いませんでした。どこかで、ソ連はチェルノブイリで雑な操作をしていたからだ。日本人の技術なら事故が起こる一歩手前で止めると思っていました。皮肉なもので、事故が起こってから、地域では『住職のいっていたことは正しかったんだ』と思われています。複雑な気持ちです」

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Urusi
午前中は漆塗り。
左は箸、拭き漆をしています。
真ん中は弁当箱。
先日東京で会った同級生に頼まれて・・・。
右は使い捨ての皿を元にお遊びを。
使い物にならないかもしれません。

夕方は臨時組会。
主な議題は、六和精舎という共有の小さなお寺のトイレの改修について。
そんなことどっちでもいいだろという議論も。

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