« 声が出ない | トップページ | 今日の北陸中日新聞 »

本来に近づけたい

005
午前中は月忌初めとお取越・報恩講にご門徒へ。
役僧さんも。
声がかれてカスカスの喉なので助かりました。
阿弥陀経と正信偈でお勤め。
例年はお斎が準備されているのですが、今日は午後1時からお葬式があるのであらかじめお断り。

帰って昼食。
半玉のそばをおつゆ代わりにお葬式の方からいただいた精進のお寿司。
午後1時からお葬式。
町外れの集落の方で、町外れのお寺のご門徒。
カスカスのガラガラ声で気の毒でした。

午後3時からお取越・報恩講。
伺って声がかれて出ないことをお詫びしようとしたら、ご門徒の方から先に声がかれていますねと言われる。
どうして知っているのだろうと思ったら、昨日のお葬式のお手伝いをされていたとのこと。
昨日よりひどくなっていますとお詫び。
お婆さんはどうされていますかと訊ねると、肺炎で入院されていて今日退院されたとのこと。
90歳を過ぎたお婆さん、肺炎が原因で亡くなられる方が多い中、回復されるということはまだまだ体力があるということ。
少しずつリハビリのために体を動かしてとお伝えして失礼しました。

帰って午後7時からお通夜。
曹洞宗の檀家さん。
私たちの真宗大谷派ではお寺・住職によって次第・作法に微妙な差はありますが、基本的には同じ次第です。
しかし、曹洞宗はお寺・住職によって次第・作法が大きく違うのを感じます。
何となくですが・・・。

お通夜を終えて、女房に道具のありかを尋ねる。
あからさまに嫌な顔をして不機嫌になるのが分かる。
我が女房はバラエティ番組が大好き。
夕食後テレビを楽しんでいたのでしょう。
不機嫌に怒るのが分かっているので、できるだけ女房にはものを頼まないようにしているのですが時にはそうもいきません。
今すぐじゃなきゃダメなの?っと問うので、明日のお葬式に使いたいと。
私を怒るが私が必要としているわけではありません。
お葬式が必要としているのです。
私を煩わせずに適当にやっておけと女房は言いたいのかもしれませんが、それは住職・僧侶として現場に立ったことのない人の思い。
我が女房殿はまさしく奥方さま、私を押し出して奥でぬくぬくとしていれば楽ですよね。
そんな風にしてしまった私が悪いのですが、正覚寺の住職なんて門信徒と女房に板挟みのつらい立場です。
女房には怒りながらも道具を探してもらいました。
私が探していたものとは違う道具をセットして、明日はこれをとスタッフさんの元へ持って行くと、マネジャーさんが臨時に使ったものでいいのではと。
私が本来は・・・と説明すると、スタッフさんがそうですねぇと。
できるだけ本来に近づけたい、現場にいれば住職としてはそう思うもの。
門徒じゃないならどうでもいいとは思えません。
そこでお布施をいただき、そのお布施で生活させていただいている身なのですから・・・。

« 声が出ない | トップページ | 今日の北陸中日新聞 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

気象協会

  • 気象協会

最近のトラックバック