« 横山大観・無我 | トップページ | ご法事 »

僧侶は見下される

Sou1_2
午前7時過ぎに電話。
女房が出ようとするが、受話器を落として電話が切れる。
私がナンバーディスプレイの記録から電話を掛けるが話し中。
寺への早朝の電話、用件は想像がつきます。
ご門徒なら再び電話があるはずですが、ご門徒ではなかったようです。
20~30分後再び電話。
川向こうの大きなお寺のご門徒。
正覚寺を会場にお葬式をされたいとのこと。
明日・明後日の日程。

11時過ぎに早めの昼食。
11時半前に出かけてセレモニーホールへ。
諷経。
セレモニーホールの控え室には郊外のお寺のご住職が。
ご高齢なので付添の娘さんが・・・。
今日の付き添いは、同居されている方ではありません。
高校の卒業式なので・・・。
納得。
控え室の座席はすべてで5席、残りは3席。
もう一人諷経僧。
葬家と同じ地区のお寺と予想していたら、その方が・・・。
最後にお手継(ご導師)のご住職親子が・・・。
新聞報道では、午前10時から輪島市の東の外れの地区でお葬式。
その後は、正午と午後1時半から・・・。
午後1時半とは通常ではない時間。
正午と午後1時半は同じお寺のご門徒では・・・と予想していたのですが、その通りとのこと。
で、おっしゃる。
路念仏は一匝(1回)、正信偈は中読より速くお願いしますと。
私は、そんなに慌てられなくても間に合いますよと。
しかし、ご導師の住職は、若院(息子さん)の運転がおぼつかないからと・・・。
さっさと終わらせて次のお葬式へ急ごうという雰囲気。
おかしい。
どちらもご門徒だとおっしゃるなら、それぞれきちんとお勤め、お参りをされるべき。
それに、このご住職は日頃から5分前、10分前にしかお出でにならない方。
慌てられなくても、日頃の時間には十分次の控え室に到着できます。
内勤め(出棺勤行)を終えて一旦控え室へ。
しかし、ご導師さんは落ち着かない様子で、ホールの前へ。
職員の案内で出仕。
路念仏は、おっしゃる通り一匝。
慌ただしく早いタイミングでお焼香をされる。
続いて正信偈。
まさに舌々という速いスピードで大慌てでお勤めをしようとされる。
私は、声が大きい。
いつも以上に声を張り上げてご導師のお勤めの声を消しました。
正信偈のお勤めを急いでもお葬式が早く終わるわけではありません。
参列者のお焼香が終わらなければお葬式は終わりません。
普通のスピードでお勤め。
正信偈が終わって、短念仏。
お焼香が終わらない。
お葬式を早く終えたいなら、お焼香がスムーズに進むように職員に依頼しておくべき、そう思いました。
参列者の列が終わりそうなところで、和讃。
和讃を終えるが、最後の回向のお調声が出ない。
若さんが後ろからご導師に耳打ちしているのが分かる。
この住職さんには時々あること。
ようやくお調声されるが、和讃に合わせた三淘ではなく無淘。
ひどく慌てたようにお勤めを終わらせようとされる。
慌ただしくお勤めするなら、スムーズにお調声して下さいよ。
ここでも私は大きな声でご導師のお勤めをかき消す。
この行為はご導師に失礼なものではありません。
お調声が間違っていたら、修正するのが正しい助音。
お調声を修正してはならないのはご本山のご門首のみ。
三淘でお勤め。
その行為にいらつかれたようで、ご導師は席を立って退出。
残された若院と諷経僧3人で最後までお勤め。
これじゃぁ、僧侶は見下されても尊敬はされないなぁ、寺離れが進み、仏教は廃れるのも当然、そう思いました。

« 横山大観・無我 | トップページ | ご法事 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 横山大観・無我 | トップページ | ご法事 »

2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

気象協会

  • 気象協会

最近のトラックバック