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本堂

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先日新聞に掲載されていたニュース。
金沢近郊のお寺が本堂の建て替えの上棟式をしたというニュースです。
金沢方面から能登に向かって高架の道路を走っていると左手に建築工事が見えます。

今日10時から13回忌の年忌のお参りがありました。
故人の奥さんや息子さん娘さんの家族10名ほどの参列でした。
会場は正覚寺本堂。
11時頃、参列された方々を送り出して、片付けをしながらこの本堂にして本当によかったと思いました。

上の記事のお寺は金沢近郊。
まだまだ過疎は届いていない。
過疎どころか逆に人口が増えているかもしれないと思える地域です。
だからこそ伝統的な形式で本堂の建て替えができるのだろうと思います。
震災前、正覚寺は屋根の老朽化で雨漏りが始まり、屋根瓦の葺き替え工事の必要に迫られていました。
大正の初めの同じ時期に建てられたご隣寺は、震災前に屋根瓦の葺き替え工事をされました。
2500万円程度の工事だったとお聞きしました。
ご隣寺の本堂と比較して少し小さい正覚寺の本堂でしたが、同じくらいの予算が必要だと言われていました。
その資金をどのようにして工面しようかと頭を悩ませていました。
そんな時に震災。
ご門徒と相談して、思い切って現在の新様式の本堂に建て替えました。
ご門徒の方の中には、無理してでも修理してしまえば、あとの維持は次世代に任せればいいと言う意見もありました。
私は若い頃から大きな本堂の修繕・維持に苦労をしてきました。
数千万円の資金もつぎ込みました。
能登は過疎地、今後ますます寺院の運営は厳しくなっていきます。
苦労が目に見えているものを次世代に残すのは無責任、そう思いました。
この本堂にしてよかった、そう思いながら片付けました。

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