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がんは放置

Gan   

女房は、京都・本山へ。
私はお参りの予定がないので、留守番をしながら読書。
上の本を読む。

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がんは、自覚症状もなく検診で見つかったような場合は、ほとんどががんもどきですから、 わざわざ手術をする必要はありません。本物のがんの場合は、切り取っても転移が出てくる ので、手術する意味がありません。手術をするとQOLが低くなるし、かえって命を縮めて しまうから、本物のがんでもがんもどきでも、手術はしないで放置するのが最善の方法です。
 
抗がん剤には、寿命を延ばすどころか、寿命を縮める″縮合効果″があります。薬には、 多かれ少なかれ副作用がありますが、抗がん剤ほどひどい薬は、ほかにないと言ってもいい ほどです。こんなに副作用のひどい抗がん剤とは、いったい何なのでしょうか?
実は、抗がん剤は、「毒薬」または「劇薬」に指定されている、非常に危険な薬なのです。
最初の抗がん剤は、イペリットという毒ガスから作られたものでした。まさに毒だったわけ ですが、その後に作られた抗がん剤もすべて、非常に毒性が強い。そのため薬剤師は、隔離された部屋で、完全防備で調剤しているほどです。 
 
がんがあるだけならば、がんが大きくなって臓器の大部分を占め、臓器がダメになるまでには、かなりの時間がかかります。がんが大きくなるスピードは、それほど速くないからです。ところが、放射線をかけてがんを叩き続けることで、わざわざ早く臓器をダメにしてしまうのです。
さらに、放射線は、次々に照射しなくても副作用があります。たとえば、肺がんの場合。放射線によって正常細胞が炎症を起こし、肺炎になることがあるのです。多くの場合は一次的なものですが、重い場合には呼吸困難になって死んでしまうことがあります。放射線のかかったところに血管があったりすると、血管に穴が開き、大出血して死んでしまうこともあります。放射線治療だからといって、けっして安全ではないのです。
  
最善の方策は、がんだと言われないこと。検診を受けないことです。検診を受けなければ、がんだと診断されることもありません。だいたい人間の体なんて、精密に検査すれば、小さながんや病気は必ず見つかるものなんです。
自覚症状がなくて、食事がおいしく食べられるなら、検査なんか受ける必要はありません。なまじ検診を受けると、がんだと言われて治療を迫られ、医者に殺されてしまうかもしれない。それこそ、飛んで火に入る夏の虫です。
 
 がんが苦しいのは治療を受けるからであって、治療を受けなければ、基本的にがんは痛くも苦しくもないし、楽に死ねます。
 
 どうして基準を変えてまで、新しい抗がん剤を認可してもらおうとするのでしょうか? 製薬会社が、認可してもらおうと必死になるのはわかります。認可されて、あちこちの病院で使われるようになれば、大きな利益が上がるからです。
 臨床試験をしてデータを出した医者は、どうでしょうか。もちろん、がんを治したいという気持ちがあるのは確かでしょう。だから、もっと″キレのいい″抗がん剤はないかと思って、臨床試験をするのです。お金のためだけにやっているとは、僕も言いません。でも、臨床試験をしてくれる医者に、製薬会社からたくさん研究費が出ているのも事実です。
 よくわからないのは、厚労省です。「医療費が増え過ぎて困る」「このままでは医療保険制度がパンクする」などと言いながら、″効かない抗がん剤″をふるい落とそうとはしません。これは、第4章の検診のところで詳しく述べますが、ひと言で言えば、自分たちの勢力を大きくしておきたいから。縄張り意識みたいなものです。
 
 厚労省は「医療費がかかり過ぎてパンクする」「医療費を節約しろ」「健康保険制度が維持できないから、保険料の負担割合を引き上げる」などと、耳にタコができるほど言い続けているのに、なぜムダな検診をやめようとしないのでしょうか。それどころか、今は1年に1回の検診を半年に1回にする議論まで行われています。税金のムダづかいもいいところです。
 病院や医者が検診を歓迎するのは、わかります。検診のお金が入ってくるだけでなく、病名がつけば、検査、治療、投薬と、どんどん儲かります。では、厚労省はなぜ喜ぶのか?自分の縄張りに入ってくるお金が増えるからです。
 財務省が予算を減らせと言ってくるので、厚労省は仕方なく、従うふりをして治療や薬の単価を下げます。でも、患者が増えればパイは大きくなるから、結果オーライ。自分たちの業界が潤うし、大きなパイを持つ省庁は大きな顔ができます。自分たちの権力や利益を守るためにムダな検診を続け、自分たちで医療費を増やしておいて、そのツケを国民に払わせているのです。
 
 これまで右肩上がりだった日本の人口は天井を打ち、減少に転じる一方、医者の数は増え続けています。このままでは医者―人当たりの収入は減るしかないので、医者たちは医療費のパイを増大させ、取り分を大きくしたいと願っています。そのために最も効率がいいのは、患者の数を増やすことなのです。
 健康な人たちに行われる検査は、みな、医療費の増大に役立ちます。血圧の検査で高血圧患者が誕生し、採血検査で糖尿病患者や高コレステロール患者が誕生するのですが、それら今や「患者」と呼ばれるようになった健康人は治療の必要がない、というより治療を受けると寿命が縮むのです(拙著『医者に殺されない47の心得』アスコム)。
 がんば、高血圧などとは段違いに医療費が高いので、パイを増大させたい勢力から見たら、がん検診や人間ドックに来る健康人は、カモがネギをしょってきたのも同然です。人々は自分がカモにならないようにするにはどうしたらよいか、真剣に考える必要があります。
 
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30~40年前、祖父が肺がんの検診にひっかかって、紹介されて金沢大学のがんセンターへ検査に行ったことがあります。
そこの担当して下さった先生が、上と全く同じことを言われ、苦しむ必要はないからと検査もせずに帰された経験があります。
この本を読んで、祖父はいい先生に担当してもらったんだと改めて思いました。
祖父は、多分最後は腸にもがんが転移して亡くなっていったんだろうと思いますが、自宅で安らかな大往生でした。
原発問題に出会って、誰のためのエネルギー政策?誰のための発電事業?って思いました。
この本を読んで、誰のための医療?何のための医療?って思いました。

 
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夜は頼母子講。
1次会はショットバー、2次会は居酒屋。
逆のようなパターンで。

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